中日新聞

青くて大きい豪のザリガニ 鳥羽水族館 来館者の人気の的
2007 年 7 月 18 日

 【三重県】鳥羽市の鳥羽水族館で、体長三〇センチ、重さ約五〇〇グラムの青いザリガニが展示されている。迫力満点の“巨体”と鮮やかな青が、来館者の目を引いている。

 このザリガニは「マロン」と呼ばれオーストラリア南西部の川に生息。展示されている青以外にも、黒や茶色の仲間がいる。同館では二〇〇二年八月にも青のマロンを展示したが、同館の担当者は「今回は大きさも重さも最大級」。ザリガニの最大記録は三八センチ、二・七キロだといい、「マロン」は世界のザリガニの中でもビッグスリーの部類に入るという。

 国内では外来生物法で、オーストラリアのザリガニの輸入は禁止されているが、同館では展示、研究を理由に輸入の許可を得た。