ため池に巨大ザリガニ

2012年8月17日
河北新報

高橋さんが捕らえた巨大アメリカザリガニは、用水路にいるザリガニ(下)に比べると2倍近い大きさのものもいる


 宮城県大崎市田尻で「メダカの郷」を主宰する高橋孝憲さん(64)が、地区内の山あいにあるため池で巨大なアメリカザリガニを捕らえ、話題になっている。アメリカザリガニは大きいもので、はさみの先から尾までの長さが26センチあり、高橋さん宅の近くの用水路で捕れるザリガニの2倍近い。

 高橋さんがザリガニを見つけたのは今月初め。飼育していたタナゴを放そうと、ため池に 行ったところ「何かがいる」と直感した。網を仕掛けると、数十匹が入っていたという。高橋さんは「きれいで冷たい沢水で育ったので大きくなったのではないか」と推測する。ザリガニはよく熱を通すと、ぷりぷりとした食感が生まれるといい、高橋さんは「バター焼きなどは絶品」と話す。現在は約100匹を捕らえており、「駆除目的で2006年と07年に行ったザリガニの試食会を復活させたい」と話している。




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