鳥羽市の鳥羽水族館で、ザリガニの仲間では世界で3番目の大きさの「ブルーマロン」が展示され、入館者の人気を集めている。触覚の付け根からしっぽまで約30センチの大物で、ブルーの奇麗な体色に驚きの声をあげている。
同水族館は6月末に、オーストラリアの養殖業者からブルーマロンとブラウンマロン計31尾を輸入した。展示されているのは、その内の2尾。これままでに展示したブルーマロンの中で、今回のが一番大きいという。ザリガニコーナーの水槽(幅90センチ、高さ・奥行き45センチ)で展示されている。
ブルーマロンは、オーストラリア南西部に分布。食用として盛んに養殖されている。外来生物規制法でオーストラリア産のザリガニの輸入は全面禁止されているため、同水族館は、展示・研究用に許可を取って輸入した。