東近江市八日市清水町の筏川で、青いアメリカザリガニ=写真=が見つかった。体長約8センチで、甲羅だけでなくはさみや足など全身が青い。
地元の清水小脇街づくり委員会と東近江市お魚調査隊のメンバー約50人が18日、同川に生息する魚の調査をしていて見つけた。同隊によると、水や食べ物の影響でカロチン不足になると赤い色素が抜け落ち、青い色素だけとなって起こる現象で、カニやエビなどの甲殻類に時折みられるという。
同市生活環境課は、珍しいため、市役所本庁東玄関脇の水槽に入れ、“白いオタマジャクシ”と並べて展示している。
本来の色でないカエルやザリガニの相次ぐ発見に、訪れた市民も目を白黒。