るり色ザリガニが人気 北海道、おたる水族館
下野新聞
2008年8月14日

北海道小樽市の「おたる水族館」に、鮮やかな青い体が特徴の「るり色ニホンザリガニ」が展示され、夏休みで訪れた子どもたちの人気を集めている。

 本来は茶褐色である絶滅危惧種「ニホンザリガニ」が、何らかの理由で青く変異したとされる。ニホンザリガニは、水がきれいで水温が低い北海道と東北に分布する。

 夏休みで訪れた家族連れなどが、展示された7−8センチのザリガニ4匹を見て、珍しそうに水槽をのぞき込んでいた。

 北海道北広島市から祖父母らと4人で来た小学1年岡本莉音ちゃん(7)は「宝石みたいできれい。小さくてかわいらしい」と大喜び。

 魚類飼育係の三宅教平さん(26)は「見て楽しんでもらうことが一番。生き物がすむ環境を考えるきっかけにしてもらえれば」と話していた。

 11月24日まで公開する予定。


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