ザリガニ真っ青、園児は目を白黒
2010年3月27日
読売新聞

全身が青色に変色したザリガニ


 茨城県稲敷市の幼稚園で、飼育しているアメリカザリガニが徐々に変色して青くなり、園児らをびっくりさせている。

 市立新利根幼稚園の体長約10センチのザリガニで、園児に生き物に接してもらおうと、教諭の久保田あつ子さん(51)が昨年5月に水路で捕まえた。

 捕まえた時は、体長が5センチほどで、灰色がかった色をしていた。市販の餌を与えて育てた。今年1月から体色の変化が始まり、3月に鮮やかな青色になったという。久保田さんは「初めて見ました」と驚き、園児も「大発見」と大喜び。

 県内水面水産試験場は「甲やハサミの形などからアメリカザリガニとみられる。青色は大変珍しい。もともと深い赤色で知られるが、青い色素も持っている。何らかの原因で強く出たと考えられるが、詳しい理由は分からない」としている。


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