禁止漁具でザリガニ乱獲、容疑で川島の業者逮捕 「年間1000万円稼いだ」

2012年10月24日
毎日新聞

 

 禁止された漁具を使って無許可でザリガニ漁をしたとして、埼玉県警は23日、川島町山ケ谷戸のペット生物飼育販売会社「アドプラン」社長、藤原健治容疑者(60)を県漁業調整規則違反(禁止漁具の使用)容疑で逮捕したと発表した。県警によると、ザリガニの違法漁が摘発されるのは極めて異例。藤原容疑者は「年間1000万円以上は稼いでいた」と供述しているという。

 逮捕容疑は、藤原容疑者は10月5日、嵐山町吉田の上新沼で、県が使用を禁じている漁具(編み目の大きさ5ミリ以下)10個を使い、アメリカザリガニなど約170匹を無許可で漁獲したとされる。

 県警生活安全特別捜査隊によると、藤原容疑者は約10年前から、比企郡内の沼やため池でザリガニなどの漁を開始。ここ数年は漁具計約150個を仕掛け、乱獲を繰り返していたとみられる。ザリガニはペットショップなどに1匹50〜100円で販売されていたという。


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