はじめに

ザリガニ水槽の立ち上げ方

 用意するもの
 ろ過装置
 水槽のセットアップ
 水槽の水
 個体の入れすぎ
 
エサ
 エサを与える時間
  隠れ場所
 幼体の管理
  脱皮
  ストレスの兆候
 
セロハニア

Keeping Yabbies
脱皮

脱皮の間、ザリガニの活動は低下し、隠れ家にこもりがちになります。活動は不活発で甲羅は汚れたように見えますが、この生態と甲羅の色落ちは異常ではありません。その間は、ザリガニを捕まえたり、無理に動かしたりしてはいけません。ザリガニは古い甲羅を脱ぐ用意をしているのです。古い甲羅の下に新しくてまだ柔らかい甲羅があり、これが拡張することによりザリガニは成長するのです。脱皮後は脱ぎ捨てられた甲羅が残ります。脱皮が行われると新しい甲羅は短時間で硬化します。脱皮後、活動は普段より活発となり、食欲も高まります。新しい甲羅が形成される過程で、ザリガニにはカルシウムが供給されることが必要となります。カルシウムの供給源として、貝殻、珊瑚礁、石灰岩が適しています。これらを投入しておくことにより、水槽内のpHを維持するのにも役立ちます。
 

 

Fisheries Western Australia

ゥ 2000 Fisheries Western Australia

東京ザリガニ研究所 訳